はじめまして、やぎと申します。
本当にたった今、ブログの形が完成したばかりです。
まず何を書こうか考えて、今回、このブログを始めるに至った経緯を初心表明として書き留めておこうと思います。
特に何か情報があるわけではありませんが、将来が不安になった方や迷っている方に、一つの考え方として目に留まればいいなと思っております。
現在の状況から「会社の将来」に不安を覚えた話
まずブログを始めようと思ったきっかけは、「副業をしたいな」というよくあるものでした。
私は当時正社員で給料・賞与ともにそれなりに頂いており、非常に恵まれた環境でしたが、実家住まいでパートナーもおらず、結婚の予定もなく、「年齢的にもそろそろ一人で生きていく覚悟を決めないとなー」などと漠然と考えていました。
実家暮らしが恵まれていたため、給料の範囲で賃貸で暮らすのはストレスが溜まるということは目に見えていたので、まずは貯金をして中古マンションを買って、という計画を立て始める中で、豊かに暮らすための収入にはちょっと足りないかな?と思い始めます。
そして、今まで気にも留めなかった「経済」がうっすらと見え始めました。
投資をする中で学ぶ経済
「貯金するなら利息の高いところがいいなー」などと呑気に調べ始めました。世間で低いと言われているのは知っていましたが、貯金の利息が恐ろしいくらい低い事を初めて知りました。
色んな銀行を見比べてみて、定期預金でも利息が低過ぎる!と思う中「投資」という文字を目にする機会が増えました。
馴染みもなかったのでおっかなびっくりではありますが、リスク低めの積み立ての投資を少額から始めてみることにしました。
私が始めたのは、知識があまりなくても低額で始められる下記の商品です。
■「自社株の積み立て購入」
■「低リスクの積み立て方式の投資信託」
積み立てはいわゆる「放っておいても大丈夫!」というような商品で、知識は確かに必要ありませんでした。
ですが、勤めている企業はまごうことなき金融関係です。もう気になる気になる。
ネット情報ではありますが、今まで見なかった経済ニュースや株価などに目を通すようになり、企業の動向だけでなく政治の状況や世界の動向、また思ってもみなかったことで株価の上下があることを知りました。
ど素人がレベル1くらいになった感じですね。
少額ではありますが1年ほど積み立てを続けて順調に投資額が増え、利益も含み益ですが出て「これを老後資金として貯めていこうかな」と考え始めた時、明確に「老後」つまり「将来」を考え始めたのです。
ど素人ですが経済ニュースを毎日見て、金融関連企業という経済というかお金の動きの中心に勤めていると、ふと気付くことがありました。
「これ、通貨の価値が急激に変わりつつあるのでは?」
仮想通貨が非常に盛り上がった2017年の後半のことです。
バッドエンドの想像
「通貨の価値が急激に変容しつつある時代だと感じた」
それは、本当にど素人である私の主観的なただの感想ではありました。
ただ、私の勤めていた会社はクレジットカード関連の収益を主な収入源として成り立っており、2020年の東京オリンピックに向け、現金決済ではなくキャッシュレス決済の大きな波が日本にもやって来ていました。
普通に考えればクレジットカードは現状、その先頭に立つ業態であると理解はしています。
でも、その先は?
私たちが今「対価としてお金を払う」方法、いわゆる決済方法に様々な形が出て来ています。
スマホを通じてのものが主ですが、Edyやアップルペイ、QRコード決済、また指紋による生体決済なども出て来始めています。
今のところ、実際に「お金」を支払う方法として登録するものは、クレジットカードです。
でも10年後はどうでしょう?
銀行口座を直で結びつけられたり、デビットカードも増えて来ています。勤めている私が言うのもなんですが、クレジットカードは本当に便利なのですが「借金」なんですよね。
銀行口座にちゃんとお金を持っている人、いわゆる富裕層は今後もクレジットカードを使い続けてくれるでしょうか?
またクレジットカードというのは忘れがちですが、お店の方もお客さんがカードを使えるようにクレジットカード会社と契約し、手数料を払っています。
お店が契約をやめたらどうなるでしょうか?
この不安、今は本当に笑い話なのです。
ただ、20年後はどうでしょう。30年後は?
私にもわかりません。
時を同じくして、全部門の業務をAI化していく話が出て来ました。今後、少子化により労働人口が減っていくための対策であるとの方針の通達がありました。
「人間は事務作業でなく、もっとクリエイティブな仕事をする担当になる!」と。
うちの会社の社員の8割は、お客様の対応と事務作業を行う社員なのです。
お客様の対応もAIを使って自動化していくとの事。
あれ、それもう将来的に人間はいらないってことでは?
もうね、ぶっちゃけて言います。
これ私、定年退職まで無事勤められないのでは??
時代の波から逃げきれないのでは??
もうコンビニレジも自動化されつつある時代です。
ここで、一番のバッドエンドを想像しましたよ。
「私、57歳とかで会社叩き出されて、もう事務もレジも自動化されてアルバイトやパートさえ見つからないんじゃない!? 怖い!!!」
って。
自分の状況から「将来の不安」を考えた話
ここから皆さんにも共通するであろう「自分の状況から考える将来の不安」を書きたいと思います。
勤めている会社の将来性と、自分が定年退職まで勤められるの?となったところで、「自分の状況についての不安」が浮かび上がって来ました。
そもそも自分は働き続けられるのか?
ここからは私自身の性格のお話になりますが、私は組織に属する事が生来嫌いなのです。プロフィールを読んで頂くと分かるように、芸術大学に行く人間です。
協調性がないというわけではないのですが、仕事はお金を稼ぐものだと割り切っており、やりたい事は仕事とは別にたくさんあります。
仕事は残業が多いとかきついとかいうわけでもありませんでしたし、福利厚生や産休・育休・介護休暇など、本当に至れり尽くせりの会社に所属していますが、ただ、それでも結婚・妊娠や介護で離職をする方は多かったです。
一番衝撃的だったのは、本当に定年間近の役職者が介護を理由に退職されたことでした。
そこで考えたことは、
- ・仕事にやりがいを感じているわけでもく、本音は仕事が面倒な自分
- ・役職者でさえ介護で退職している状況
仕事は納税なども含めて義務だと考えていますし、責任感がないわけではありませんが、出勤や業務に私が一定の苦痛を感じているのも事実です。
出来れば芸術活動に専念したい…という気持ちが常にあります。
そして、一つ、私の中でずっと抱えていた思いがあります。
私には愛犬がいました。
それぞれ時期はバラバラ、歴代3匹飼っておりました。
最初の1匹、2匹の愛犬を喪う時、私は仕事で家にいなかったのです。
最後の3匹目を喪った時は、その瞬間は傍にいることが出来ましたが、その前の数週間は、病気で弱っていく愛犬の傍にいたいと毎日思っておりました。
でも私は仕事を優先してしまったのです。
毎日泣きながら走って帰りましたが、それでもずっと傍にはいられなかった。
それがずっと心に引っかかっていて、やっぱり愛するものの傍にいたいという思いが強くあります。
これらを総合して考えた時、私は自分の色んな思いを犠牲にして勤めを続けたとして、いつか何らかの要因で辞めざるをえない瞬間が来るのではないかと考えました。
親の介護かもしれない。自分の病気かもしれない。
今はわかりません。何事もなく定年退職を迎えるかもしれません。
しかし、リスクヘッジは必要なのではないか?と、経済レベル1になった私は考えます。
いつか仕事を辞めた時、自分を守るものはあるのか?と。
働きながらリスクヘッジをしよう=ブログを始めて収益化する!という結論に達する
ここで、漠然とした「お金が欲しいから副業でもしよっかなー」という甘い考えから、「働きながら、仕事にあまり影響を出さずに本気でやれる副業はないか?」という方向へ動き始めました。
私は文章をある程度書けますし、最初は文章のクラウドワークを考えました。
しかし人から、
「貴方の書く文章はいつも楽しい。買うつもりのなかったものや、やるつもりのなかったことも、貴方が楽しそうに買ったりやったりしているのを読むとやりたくなる」
との言葉を頂き「色々な紹介が出来るブログを書いて収益化しよう!」という結論に達しました。
元々サイトを作る知識はほとんどなく、手探りで何とかこのブログが形になったところです。
見て頂ける方に有意義な話を提供していきたい!という熱い気持ちを持って頑張りますので、どうぞよろしくお願いいたします。
ここまでお読み頂いて、ありがとうございました!