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東京ー大阪間が67分! 近未来の乗り物、超伝導リニアの試乗に行って来ました!

HELLO、はるかに(@sun-crab)です。

今回は、近未来の新幹線「超伝導リニア」の試乗へ行って来ましたので、レポを書きます!

色々と仕組みを説明する施設もあるのですが、試乗した感想としては、

「これは乗ってみないと分からない…!!」

という感じでした。

本当に、未来がすぐそこまで来ています…!

「超伝導リニア」とは?

JRで新しく通る「リニア中央新幹線」の車両

ニュースなどで時折、「リニア線」という名称で呼ばれています。

簡単に説明すると、今、JRの計画として、2027年に東京ー名古屋間で開通、そこから2045年までに名古屋ー大阪まで延長して全線開通となる、新しい新幹線の線路があります。

そこで走る新幹線の車両が「超伝導リニア」と呼ばれているリニアモーターカーです。

車輪ではなく「車両の側面」と「線路の側面の壁」に設置された電磁石のS極とN極を高速で入れ換え、磁石の吸引と反発の力で、10cmの浮遊と、500kmの速度での走行を可能にした車両です。

詳しい仕組みなどは、公式サイトでしっかりと説明されているので、こちらをどうぞ。

公式サイト「リニア中央新幹線

何と1962年からの長い歴史

今回初めて知ったのですが、リニアモーターカーというのは、1962年からJRでずっと実験、試験、開発を行っていたようです。

宮崎の実験線から、1997年に山梨リニア実験線へ移り、技術開発はほぼ完了。

現在は「実際に営業を行うため(人を乗せて走る)の実験」を行っているようです。

実際、私が乗った車両はさすがに利用は出来なかったものの、トイレなどの設備も車両内にあり、車内はお客さんを乗せることが出来るレベルになっていました。

山梨リニア実験線

私が今回試乗したのは、「山梨リニア実験線」というところでした。

傍には「山梨県立リニア見学センター」という施設があり、

●1Fにお土産などを売っているショップで、3Fで実際にリニアの線路を無料で見学出来る「わくわくやまなし館」

●入館料はかかりますが、リニアモーターカーの仕組みを見たり、実寸大の模型と撮影、また実際に浮上走行する「ミニリニア」に乗れる「どきどきリニア館」

の2つを見て回ることが出来ます。

リニアが走行する時は、「どきどきリニア館」の方が、走行を始めた時や施設通過前のカウントダウンをアナウンスしてくれたり、画面で現在位置を確認出来るので、写真や動画を撮りたい方は、こちらの方がオススメです。

動画も色々撮りました!

YouTubeに初めて動画上げました…!

線路の外からだと、基本は上からしか見えない

山梨リニア実験線はかなり長いですし、向かう途中で道の駅から高架の線が見えたのですが、走行する音はしても姿は全く捉えられません。

それもそのはず、空気抵抗を減らすために車高は低めですし、そもそも走行するための機能が下の線路ではなく、車体の側面と線路の側面の壁にあるんですもんね。

また、見学用の展望スペースなどでも、音が聞こえ始めてからカメラを構えても、速過ぎて素人には綺麗に写真を撮るのは難しいです…本当に、動画ですら後ろの方しか取れませんでした…

車体の写真をしっかり撮りたい方は、見学センターでアナウンスを聞きながらカメラを構えた方がいいですね。

超電導リニアの試乗

まずは抽選への応募が必要

今回は私ではなく家族が応募して当選したのですが、まずは体験乗車の抽選への応募が必要です。

公式サイト「超電導リニア体験乗車

年齢や国籍の制限はなく、小さいお子様や海外の方も乗車していました。

ただ、入場の際に身分証を見せたりと本人確認はかなり厳しく、チケットにも名前が印刷されます。

名前や住所も知らせないといけないので、複数回の乗車は出来ないのかもしれませんが、実際の開通にはおよそ10年、全線となると20年以上かかりますので、生きているうちに未来を見たい大人の方には特にオススメします。

私の両親は「生きているうちに乗れないかもしれないし…」と言いながら応募しましたからね!

いざ、リニア試乗!~集合場所から乗車まで~

「山梨県立リニア見学センター」の駐車場と本館の建っている場所の間に、看板が立っています。

試乗に当選したら、日程や時間を知らせるはがきが来ますので、そこに書いてある集合時間になったら、入場が始まります。

列が出来ていることが多いようですが、座席は既に決定していて、早いもの勝ち!というわけではありません。

入場後、ゲート内にトイレがありますが、試乗中の車両の中のトイレは使えませんので、ここでしっかり済ませましょう。(お子様は特に注意です。)

まずははがきと、乗車する全員の身分証明書を入口で渡して確認されます。

その後、建物の中に入る前に持ち物とセキュリティのチェックが行われます。

スマホやカメラなどは持ち込みOKですが、空港のチェックのように荷物を置いて金属探知機を通ります。

旅行バッグなどの大きな荷物は持ち込めませんので、「わくわくやまなし館」のところにあるロッカーに預けることになります。

磁界からの車内の保護はしっかりされているようですが、荷物は怖くて床に置けないな…と思いました…。スマホとかダメになりそう…(あくまで気持ちの問題です。)

チェックゲートを通ったら、中ではがきに記載の番号と、応募した電話番号の下4桁をチケット発券機に入力すると、人数分のチケットが発券されます。

その後は広いホールに入り、チケット印字の番号の書かれた椅子に座って、全員が入るまで待機してから、リニアの説明の動画などを見て、列になって車両に案内されます。

超電導リニア試乗の感想

チケットに書かれた車両番号、座席番号順に座ります。

中は普通の新幹線と同じように、利用は出来ませんがトイレなどがあり、座席も背面にテーブルやドリンクホルダー付きの、ごく普通の座席でした。

時速500kmというと、イメージでは未知の速度ですし、危険はないのかな…という気持ちにもなりますが、シートベルト的なものも一切ありません。

もう技術面の開発は終了しているようですし、速度云々の安全面は新幹線と同じように完璧なのでしょう。

運転士のアナウンスも、試験走行においては100%安全に運行して来た旨の案内がなされます。

窓はかなり小さく、また、実験線はほぼ山の中のトンネルを通るので、景色を楽しめるようなものではありませんでした。

500kmという速度を出す上でも、風圧がある地上を長く走ったり、大きな窓をつけることは出来ないのかもしれません。

まず、普通に発車して走り出しましたが、山梨リニア実験線は、真ん中に乗車場所があります。

いきなり後ろに進み始めた。

車輪走行は通常の新幹線と一緒なので、座席の反対方向へ進まれると、ちょっと気分が悪くなって来ます。

しかし、1分もしないうちに「浮上します」というアナウンスが流れ、ガコッ、という軽い音と共に、車体が浮いたのが分かりました。

いわゆる車輪走行でかかっていた重力?とか後ろに進んでいる気持ち悪さ、みたいなものが、ふわぁっとなくなるんですよ。

振動は感じるのですが、本当に、体にかかる重圧みたいなものが全部なくなって、すーっと進んでいる感覚です。

そこから一度車輪走行になって止まり、前進になりました。

スピードを落とす時と、走り始めは車輪走行をするようなのですが、それも本当に1分足らずの短い時間です。

前進になって、2分程度で速度が500kmになります。速度もですが、それが出るまでの時間が短い!めっちゃ早い!というのに驚きます。

体感としてそれほど速度が出ているようには思えないのですが、ただ、横の小さな窓に見えるトンネルの中の蛍光灯が、全部繋がっているように見えるほどの速度が出ています。

車両の前の方にある画面で、トンネルの中を進む様子や時速などが見られるのですが、浮上してから速度が上がっても、何一つ体感としての重圧がないという、とても不思議な感覚でした。

色々見て回った時に、「トップスピードが500kmってことだろうなあ」などと思っていたのですが、ずっと時速500kmでぐんぐん進んで行くんですよね。

500kmで一瞬、トンネルの外に出たのですが、景色がスパパン!と後方に飛んでいくように見えました。

乗車時間は30分ほどでしたが、その間に前進と後進を繰り返し、距離としては160km弱ほど走行した感じです。

えっ、これもう東京まで着いてるのでは?

2045年が待ち遠しい

私の住む関西方面も含め、全線開通は2045年とまだまだ先ではありますが、JR東海は「最大で8年、前倒しする!」という公式発表もしているようで、本当に楽しみです。

何といっても、東京ー大阪間が67分!

もちろん、完成して交通手段として一般的に使える頃には、私もお年寄りにさしかかる年代でしょうが、路線として、関西方面からは行きにくいところを通る線なので、健康を保って、良い老後を暮らせるようにお金もちゃんとして、旅行なんかに気軽に使えるように頑張りたいな!と思いました。

まとめ

最近は「未来、めっちゃ来てるで!」と思う出来事が増えました。

今のアラサーから上の年代は、ロボットが宇宙で戦い、月に移住し、車が空を飛ぶ、そんなアニメで「未来」を見て育った方も多いと思うのですが、やっとそれが少しずつ手が届く時代になったのだなあ、と思います。

自分が年齢を重ねていくのがちょっと辛い気持ちはありますが、時代が進むのを間近で見られる時代に生まれて良かったと思いました。

色々と楽しみです、未来!

以上、はるかに(@sun-crab)でした。

ここまでお読み頂き、ありがとうございました。