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軍艦島上陸ツアーへ行って来ましたレポ【旅行記】

HELLO、はるかに(@sun-crab)です。

今回はGWに行って来ました長崎旅行にて、軍艦島上陸ツアーに参加したレポをまとめてみたいと思います。

思った以上にすごかったです!

長崎旅行の全日程の記事はこちらになります。

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軍艦島に上陸が可能なツアー会社

私は全く知らなかったのですが、軍艦島は世界遺産となった後も損傷が大きく、島に上陸を許可されたツアー会社は5社しかないそうです。

こちらの各社については「ながさーち」さんというところで、ものすごく詳細にまとめられていますので、ご参考下さいね。

最初は友人同士で「軍艦島に行こう!」というところから、普通の旅行会社でツアーを探しましたが、あまり数がなくて「何でだろう?」と首をかしげていました…

ただ私の家族は旅のプロフェッショナルです。そのことを話したら「VELTRAとかで探せば?」と言われました。

最初は「べるとら…??」となっていましたが、調べてみて納得。国内・海外の現地でツアーを行っている会社を紹介しているところでした。最近は「じゃらん」などでも行っていますよね。

そこから「軍艦島は基本的に現地ツアーしかない」ということを初めて知り、やっと上記の比較しているサイトなどにたどり着いたというわけです。

長かった!

今回利用した軍艦島上陸ツアー会社

友人と色々話し合ったのですが、今回は初めて行くこともあり「絶対に上陸したい」ということで、上陸率が高いといわれている「軍艦島コンシェルジュ」さんで行くことにしました。

こちらは規模が大きく他にも色々なツアーを企画している会社のため、公式サイトから予約が可能でしたが、今回は「VELTRA」を通じて予約をしました。

「VELTRA」から予約が出来る軍艦島上陸ツアー会社は、今のところはこちらだけのようです。「軍艦島ミュージアム入場料」とセットで、特別料金で予約が可能ですよ。

軍艦島上陸ツアー参加時の注意点

私は今回初めて上陸ツアーに参加しましたが、他の各社の様子もそれとなく眺めての大まかな注意点を書いていきます。

基本ですが、乗船前のお手洗いは早めに済ませましょう。集合時刻前になると、かなり混み合います。

大きな荷物は必ず預ける

現地が旅先な方がほとんどだとは思いますが、船は小さめなのでスーツケースやトランクなどの大きな荷物は持って行くことは出来ません。

必ず、駅のロッカーや宿泊しているホテルに預けてから参加しましょう。

駅のロッカーはその場に行くまで空いているか分かりません。ホテルはチェックイン前やチェックアウト後でも、荷物の預かりをしてくれるところがほとんどですので、取りに行ける場合はホテルに預けた方がベストですね。

酔い止め薬は念のため必ず持って行く

今回参加した「軍艦島コンシェルジュ」さんの船は、新しい船は大きめで揺れにくくはありました。

ただ、私の行った日は雲一つない晴天でしたが結構揺れましたので、天候などによってはかなり揺れると思いますし、乗船時間も体感では長めです。

乗船中は色々なガイドをしてくれたり、窓際やデッキなら外の景色も楽しめますが、船は思っているより酔いやすいです。

普段はあまり乗り物酔いしない方でも、酔い止め薬は念のために持参した方が良いです。

(恐らくツアー会社各社もある程度準備はしていると思いますが…)

軍艦島デジタルミュージアムの内容について

今回「軍艦島デジタルミュージアム」とセットのプランを予約したので、集合時間は乗船時間より早めにこちらに集合する感じになっていました。

乗船までの間に館内を見て回ることが出来て、その後に乗船場所の長崎港まで連れて行って貰えます。

館内の内容としては、巨大スクリーンに島民の方々から提供のあった写真を映して展示していたり、VRで実際の上陸では入れない場所を見ることが出来ます。ジオラマの展示や、島民の方が実際に暮らしていた部屋を再現していて、かなり見どころがあります。

ただ、実際に島に上陸してから見て回った方が理解しやすいところが多く、VRなどは乗船前はかなり混み合っていて見られない場合もあります。私は1時間くらいでは回り切ることが出来ませんでした…

実際に上陸してガイドなどを聞いてから再来館しても、半券で入場することが可能です。

乗船から上陸~観光までの流れ

乗船は基本的には先着順のようですが、事前予約をしていれば優先して貰うことが出来るようです。私は予約時間ちょうどくらいに集合場所に着きましたが、結構並んでいて、予約していましたが、20番台前半くらいでした。

予約時に料金を支払っていれば、軍艦島へ上陸するための手数料をそこで支払えばOKです。最初の受付でチケットや番号札を渡されます。

「軍艦島デジタルミュージアム」を見て回った後に、番号順に並んで常盤桟橋へ向かいます。今回乗った船はこちら。

三階建ての船でデッキにも座席があるため、かなり大人数の乗船が可能です。

受付番号順に乗船していくので、席は先着順です。乗り込む前にどの部分に乗るのか決めておきましょう。一番下の船底の座席は景色が全く見えませんし、二階席でも窓際でない場合は景色は見えにくいです。

出発後は港から出るまで三菱重工業の造船所のガイドをしてくれます。

実はここで見られるものも世界遺産がいくつかあります。

「ジャイアント・カンチレバークレーン」

100年以上も現役で動いて仕事をしているという世界遺産。世界で数台あるらしいですが、実際に現役で動くものはここだけしかないらしいです。

企業のものですし陸上観光は安全上不可能なため、船上の周遊ツアーなどでしか見ることが出来ないそうです。

途中で伊王島に寄港して、途中参加の参加者の方を乗せます。

着くまでに色々な島を通過します。今現在は無人島であったり、島民の方が少なくなっていたりと状況は様々ですが、かつては多くの島に炭鉱があり石炭を掘っていたとのこと。

徐々に島影が少なくなっていき、そこからしばらくすると、軍艦島が見えて来ます。

写真では分かりにくいのですが(下手ですみません…)、何もない海上に、ここにだけぽつんと廃墟とはいえそびえ立つビル群が現れるのは非常に違和感を感じる、何とも不思議な光景でした。

軍艦島は建物が多く残っている場所の方が危険なので、入ることが出来ません。そのため、まずは最初に入れない方へ船をぐるっと周遊して貰えます。

上陸する場所の反対側には大きな建物もたくさん残っています。

こちら側は島民の方々の居住地でアパートがたくさん建っていた場所ですが、危険度が高いため上陸時は入ることが出来ません。

ここから反対側に回ってから上陸となります。

上陸した場所は、建物はあまり残っておらず開けていました。

上陸時は、船と島の固定桟橋を渡る時に「両手を空けて下さい」と言われます。デジカメやスマホなどを手に持って渡らないようにということです。(揺れた時にスマホを落とした方が過去何人かいらっしゃるようです…)

iPhoneちゃんと首にかけるようにしといて良かった…!

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こちら側は台風などで大きな波が打ち付けるところらしく、建物の風化が激しいようです。

建物が残っているのは少し高台になっているところばかりで、地面に近いところはこんな感じです。

左側の赤いレンガ造りの壁も建物の内側の壁がかろうじて一枚、残っているだけです。この壁の前に建物があったという床部分が残っていました。

上陸しても柵のあるコンクリートで固めた見学通路を歩くので、自由にどこかに行ったりすることは出来ません。

3か所あるポイントで順番にガイドをして頂きながら奥まで行った後、戻るまでの間は通路を短い時間ですが自由に歩いて行くことが出来ます。

写真は行きも帰りも自由に写真撮影は出来ますが、人が非常に多いため時間をかけるとガイドを聞くことが出来ません。

また、これは「軍艦島コンシェルジュ」さんだけかもしれませんが、ガイド内容がオリジナルのため、音声の入る方法での撮影が禁止されています。

船は戻った順で席順が決まりますので、行きの席が船底などで船からの景色を見られていない方は早めに戻った方が良いです。

帰りの船内ではじゃんけんで勝てば商品が貰えたり、カステラで挟んだアイスの販売があります。「軍艦島コンシェルジュ」で開催している他のツアーの紹介などもありました。

軍艦島のまとめと感想

今回は「今後、上陸出来なくなるかも」という話だったので一度は行きたいと思って旅行を計画しましたが、実際に行ってみて思ったのは「上陸出来なくなる」というよりは、「上陸しても見るものがなくなる」可能性の方が高いということでした。

周囲にはいくつか島はありますが、台風などの天候災害を防ぐものはなく、年々建物が崩れて消失していっているようです。行く度に状況が変化するので、リピーターの方も多いようですね。

「いつか行きたい」と思っている方は、早めに計画を立てて行っておいた方が良いです。

また、世界遺産に登録されたことで島の周囲にも見学通路を作る計画が出ているようなので、10年後くらいにはかなり様子が変わっていると思います、とガイドさんが仰っていました。

軍艦島とは、島の地下にある良質な石炭を掘り出すために、炭鉱を掘り進めることを目的とした島でした。

私が最も感慨深いと思ったのは、この島を作り上げたのは「三菱」という企業であったということです。

企業が非常に効率的に、いかに労働者に不満を抱かせずにしっかりと働いて貰い、当時は金にも近かったであろう「石炭」を掘り出して貰うか。

仕事の内容は命の危険もあるような、今のブラック企業ですら比べ物にならないくらい辛い仕事です。1000メートル下まで、エレベーターですらない、板とロープで作った装置に乗って10秒くらいで下降するんですよ。中は気温35度、湿度95%。地獄では?という環境です。

それでも家賃や電気代などの生活費はほとんど必要なく、自分と家族の生活は完全に保障されており、8時間ごとの3交代で残業はありませんが、24時間体制で石炭を掘り続けていました。

給料も高額で、白物家電の出始めで一般家庭の普及率が低かった時にも軍艦島では普及率は100%近かったそうです。

映画館や娯楽施設もある、この島に無いものは火葬場と墓だけ、という環境の整いぶり。

30分で一周が可能な島に5000人以上が暮らす、本当に超合理的な小さな国だと感じました。

最初の港周りの造船ドッグなども見ていましたし、グラバー園も前日に行っていましたし、「三菱ってすっげえわ…」というのが一番大きな感想でした…

グラバー園などの長崎観光の内容はこちらです。

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以上、はるかに(@sun-crab)でした!

ここまでお読み頂いて、ありがとうございました!