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まったりお喋り温泉旅行「湯快リゾート 女性専用館『花・彩朝楽』」行って来ましたレポ!口コミやレビュー! 卒業旅行にもぴったり~

ゆっくりまったりの温泉旅行、「湯快リゾート」へ行って来ましたので、レポしたいと思います。

今回行ったのは、石川県の加賀、山代・山中温泉というところの「花・彩朝楽」という、何と、「女性専用」の湯快リゾートです。

とはいえ、私は他の湯快リゾートにも行ったことがありますし、通常の湯快リゾートとどう違うのか?という点も書いていきます。

「湯快リゾート」の特徴やおすすめポイント

湯快リゾートとは?

公式サイト「湯快リゾート

湯快リゾートは、元々は温泉のある観光地で、経営難に陥ったなど様々な理由のホテルや宿を買い取って、チェーン店のように一定のマニュアルで運営しているところです。

そのため、食事やサービスは一定の水準である一方、建物の新旧、温泉の水質、観光地からの距離、またバリアフリーの有無などは場所によって様々です。

最近は繁盛しているようで、次々に改装されて綺麗になるところも増えているようです。

CMで「温泉7800円♪」とアピールしているように、部屋のグレードや食事に+αをつけるなどで少し上がったりもしますが、ビジネスホテル並の金額で温泉と朝夕2食のバイキング付でお安い、というのが特徴です。

最近は食事が会席タイプの宿もあり、お年寄りの夫婦旅行の方も多く見かけました。

専用バスとセットにすれば交通費が安い

宿泊費はそこまで「激安!」という感じでもないと個人的には思うのですが、湯快リゾートの特徴の1つは、「直通の専用のバスがあり、それが格安であること」が良いところです。

今回は大阪から加賀まで専用バスで行きましたが、往復で3,780円でした。

関西圏から北陸は電車では遠いし、通常の高速バスだとどこに降ろされるか想像出来ないことも多いので、直接宿に連れて行ってくれるのは便利です。

しかも、友人の1人は関西圏でも大阪での発着は距離があるのですが、湯快リゾートのバスは行き先にはよりますが、各地からの発車・経由があり、「バス中での集合」や「現地集合」が可能なのです。

発着と経由地が同じルートのバスでの予約なら、同時で「○人はここで乗って、帰りもここで降りる」という予約が可能なので、席も隣や前後などでかためて配席してくれます。

大きな部屋や、部屋に露天風呂、ペットOKの宿も

前述したように宿の種類が様々なので、中には10人という大人数で泊まれる部屋があったり、部屋に露天風呂のついた宿もあります。

最近はとても人気なので、土日祝や連休などは予約がとりにくいのですが、おじいちゃんおばあちゃんも含めての親戚での旅行だったり、仲間内でお喋りを楽しむような卒業旅行や、大人の修学旅行的な旅行も出来る自由さがあります。

また「一度は露天風呂のついた部屋の宿に泊まってみたいけど、予算が…」という方も、通常の旅館よりはお値段が抑えられているため、雰囲気を味わうことが出来ます。

数は少ないですがペットと泊まれて、ドッグガーデンがある宿もあり、色々なニーズにマッチしたお手軽な旅が可能になって来ています。

湯快リゾート「花・彩朝楽」レポート

今回は「女性専用館」ということで、通常の湯快リゾートとは違う点もあります。

場所は加賀の山代・山中温泉

バスが通過したので分かりますが、観光地っぽい場所からは少し離れています。

徒歩30分くらいなので行けないこともないのですが、離れているからこそ、館内を充実させて、女性専用という特徴を持たせたのかな、と個人的には思いました。

部屋でゆっくりしたり、温泉や岩盤浴などの館内施設を楽しむのに向いている宿ですね。

カラオケ施設や卓球、漫画コーナーも充実していました。

コンビニや飲食店なども周辺にはありません。

お酒は館内の自動販売機、お菓子類は館内のお土産コーナーなどでも調達出来ますが、部屋でお喋りを楽しむなら、事前にちょっと購入して持ち込むのがおすすめです。

以前は白浜の湯快リゾートに行ったのですが、裏が千畳敷、目の前にローソンもありましたので、観光やレジャー、コンビニの有無にこだわる方は、予約前に周辺をグーグルマップなどで調べておいた方が良いです。

到着後のチェックインから部屋までの流れ

カウンターで名前を書いたりする必要はなく、バス到着の場合は名前を言うだけで封筒入りのルームキーをグループごとに渡されます。

簡単な施設の使い方を口頭で説明された後に、ロビーにある棚から自分好みの浴衣と帯を選んで受け取り、サクッとお部屋に向かいます。

普通の旅館のように、誰かが案内してくれるわけでもなく、ビジネスホテルのように自力で荷物を持って部屋に向かうので、部屋の場所が分からない場合はちゃんとスタッフに確認しましょう。

館内の雰囲気や施設

湯快リゾートにある施設の代表といえば、カラオケです。運営会社が「ジャンカラ」のグループため、古い旅館のカラオケではなく、ジャンカラが入っていますw

今回は女性専用館ということで、ロビーには大きな花が飾られ、アロマの香りがしました。

「アロマバー」という、香りを楽しむコーナーや、枕の種類が選べる棚もあります。

少し奥まったところに、マッサージチェアのあるスペースと、漫画コーナーがありました。

漫画は女性向けの少女漫画が多めのラインナップでしたね…

また「花cafe」というここ専用のスペースがあり、ドリンクバーとお菓子が食べ放題のコーナーがあります。

ドリンクは、ソフトドリンクとコーヒー、カフェラテなど機械で入れるものと、紅茶のティーバッグも用意してあり、充実していました。

お菓子は、私が行った時はこんな感じでした。

キャラメルコーンとかりんとう、あとは塩せんべい、後でオレオ(ノワール)が追加され、時間限定でケーキが出て来ました。

ただここには「お皿」がなく、お菓子やケーキはジュース用の紙コップに入れる、という感じで、ちょっと困ったのですが、大量に取ったり、部屋までたくさん持ち帰る人がいないように工夫されているのだと思います。

カラオケ、岩盤浴、卓球台があり、予約制で、ロビーのカウンターにある時間ごとの予約のリストに部屋番号と名前を書いて予約を入れるようになっていました。

時間が経つと時間帯ごとにどんどん埋まってしまうので、体験されたい方は到着時点で予約をしておきましょう。

ボードゲームの貸し出しなどもあったのですが、私たちが借りようとロビーに声をかけた時には、もう全て貸し出し中になっていました。

また女性専用館だけあって、トイレも男子トイレは封鎖されていたり、大浴場も壁をなくしてぶち抜きにしてあったりと、男性用の施設はありませんが、スタッフの方には男性もいらっしゃいましたので、「本当に女性だけしかいない!」というわけではありません。そこはご注意下さい。

館内は浴衣でも移動出来るよう、かなり暖かく快適に過ごせるようになっています。

ただ、改築が行き届いていないロビー裏のトイレなどはかなり寒かったりと、バランスがとれていない場所もあります。

慣れている方?なのかは分かりませんが、浴衣の下にレギンスを履いている方も多くいましたので、冬は羽織るものやレギンスがあると良いかと思います。

部屋は「和モダンルーム」

女性専用に改築された建物なので、お部屋の種類はいくつかあったのですが、今回は「和モダンルーム」を予約しました。

湯快リゾートは最初に部屋に入る時から部屋に布団が敷かれていて、旅館のように、夕食やお風呂の時に仲居さんが入って布団を敷くようなことはありません。

日本の旅館では「普通」と思いがちですが、ホテルのように「部屋でのプライベートを大事にしたい!」という方には嬉しいですね。

広い!

洗面台や鏡が2つずつある!

女子同士での宿泊を理解されています・・・

また以前泊まった湯快リゾートは、内風呂がなかったのですが、今回はばっちりありました(お部屋にもよるのかもしれませんが…)

ポットやお茶セットもちゃんとありますので、お喋りが弾みます。今回の旅行ではやや弾み過ぎの感じはありましたが…

改築された部屋だからなのか、ドアはちょっと薄めで廊下に少し声は漏れていたものの、隣の部屋の声などは全く聞こえませんでした。

夕食について

今回はバイキングの食事の宿ですが、女性専用館ということもあり、メニューが通常のバイキングとは違う感じでした。

バイキングにつきものの、からあげやポテトなどの揚げ物は少なく、お刺身を中心に野菜や湯豆腐、名物の海老を使った料理が多かったです。

お肉・海鮮のバーベキューもあったので少し食べたのですが、予約した時は知らなかったのですが、今月の目玉メニューが「ステーキ食べ放題」で、とにかくそのお肉が美味しかったので、ステーキをいっぱい食べましたw

因みに、3,000円くらいの追加料金で蟹や能登牛ステーキを食べることが出来ます。

少し割高ではありますが「蟹食べ放題プラン」もありますので、蟹を楽しみたい方はこちらの予約がおすすめですね。

湯快リゾートのアルコール飲み放題は、基本的に別料金なのですが、「花・彩朝楽」の食事の特徴として、アルコールドリンクが追加料金なしで飲み放題です。

しかも、ドリンクバーのように置いてあるので、自分でカクテルを作ったり、ビールサーバーにグラスをセットするので、ちょっと気分が上がります!

お酒に弱い人でも、自分で濃度を調整したりノンアルコール梅酒などもありますので、気分だけでも味わえます。

温泉も充実!色々選べるシャンプーバーや、アイス食べ放題も!

お風呂は男性用がないので、脱衣所も露天風呂もぶち抜かれています。

大浴場の壁はさすがに取り払われていませんが、色んなお風呂が楽しめる感じで良いです。

最大の特徴は、入り口に設置されたシャンプー・リンス・クレンジング・洗顔などがぎっしり並んだ「シャンプーバー」です。

好きなものをチョイスして、お風呂に持ち込めます。

因みにお風呂の洗い場にも、温泉にあるはちみつ系とか馬油系のセットや、「KAMOSU」というブランドのセットがありました。

「KAMOSU」のピーリングがとにかく良かった!と友人が絶賛していましたので、訪れた際は是非試してみて下さい。

因みに私は、入った洗い場にボディーソープがないことに途中で気付き、塗れたタオルを持って余所の洗い場にボディーソープどろぼうをしに行くハメになりましたw

露天風呂には「雪見酒セット」という、お風呂に浮かべて楽しめるセットもありましたが、ちょっと混んでいたのと、私個人としては「まあ風呂の中じゃ写真も撮れないしなあ…」と思ってスルー。

露天風呂は元々男女に分かれていた分で2つあったのですが、片方にレモンが浮かべてあり、レモン風呂にしてありました。

季節によって違う可能性もありますので、時期によっては変わっているかもしれませんね。

脱衣所には、ウォーターサーバーなどの基本的な設備はありましたが、特徴は何といっても「アイス食べ放題」です。

とはいっても、1本しか食べなかったのですが、棒つきのアイスキャンデーがお風呂の前の冷凍庫にどっさり入っていました。

味はオレンジとパインの2種類で、カチカチで固かったのですが、ちょっと嬉しいサービスですね。

お風呂は掃除の時間は半日ごとに1~2時間あるのでいつでもというわけではありませんが、営業は24時間で閉鎖時間帯がないので、深夜に「お風呂に入りた~い!」となっても大丈夫です。

朝食について

こちらも夕食同様女性向けでした。

野菜のスムージーやパン、サラダやエッグスラットなどの洋食と、ご飯や焼き魚、お茶漬けなど軽めでも、しっかり食べるのでもOKなラインナップになっていました。

湯快リゾートの嬉しいところは、ドリンクバーに紙コップと蓋が備え付けてあり、部屋に持ち帰りが出来ることです。

特にチェックアウトが12時までと遅めでOKですし、帰りも専用バスの利用であれば、朝食の後に部屋でゆっくりすることが出来ます。

カフェオレを飲みながらのんびり荷造りが可能です。

帰りのバスの待ち時間や行程など

帰りの専用バスの時間はお昼過ぎに出発なので、1泊2日の日程であれば、観光ではなく温泉でゆったりしたい方向けかな~と思います。

私たちはのんびりチェックアウトして、前述の「花cafe」でお茶を飲んでお菓子を食べながらバスを待っていましたが、ロビーフロアにカラオケ、卓球台、漫画コーナーもあるので、皆さん、暇で困るということはなさそうでした。

意外と朝早くから観光に出たりする方や、自家用車で来られる方も多いですし、バスも各地から順にやって来るので、席も割と順番に空いて、すごく混み合って席がない!ということもありませんでした。

また、渋滞の具合などにもよりますが、往復のバスは休憩のサービスエリアだけでなく、「立ち寄り」といって、お土産屋さんに寄ってくれるようになっています。

混み具合によってなくなってしまう場合もあるので、必ずというわけではありませんが、お土産を買いたい人にはとてもありがたいです。

湯快リゾートおすすめポイントまとめ

お喋り中心の学生の大人数での卒業旅行や、家族・親戚で「観光はそれほどでもないけど、温泉入ってゆっくりしたいな~」という人には、金額が明確、かつリーズナブルな旅行が出来るのでおすすめです。

また、自家用車で行ける方であれば観光やレジャーも十分楽しめますし、関西圏の方なら夏季の白浜は特におすすめです。湯快リゾートの数も多く、プールがあるところや海水浴場もあり、パンダも見られるアドベンチャーワールドもあり、バーベキューもあります。

白浜の温泉宿は海に面している場所は、露天風呂が絶景なものも多いので、是非。

ここまでお読み頂き、ありがとうございました。