今回は女性にとっては人生で長いお付き合いのある、ナプキンのお話です。
一般的には紙ナプキンを使う人が多いのですが、肌の弱い人やこだわりの強い方が使っているといわれる「布ナプキン」について、どういう感じのものか?を10年近く使用している体験談から説明していきます。
記事自体は女性向けですが、男性でも興味のある方や、配偶者・娘さんが月のものでしんどい!という方もいると思いますので、是非お読み頂ければと思います。
紙ナプキンの成分で、体に悪影響が出たニュース
こちらは韓国でのお話ですが、ごく最近出たニュースです。
韓国では紙ナプキンは日本を含めて他の国の値段よりも高額で、若い人は中々購入が出来ないという実情があるようです。しかし、その中で他のものよりも格段に安い紙ナプキンがあったそうです。
これは女性なら理解出来ると思いますが、完全に消耗品ということもあり、若い人を中心に多くの方がその紙ナプキンを使用していました。
しかしその紙ナプキンは「使うと月経が3日で終わる」といったことがあり、使うと数か月、次の月経が来ないようなこともあったそうです。
実は人体に有害な化学物質が含まれており、今は「健康被害」として、返金騒ぎから集団訴訟へと発展しています。
日本では安全性はしっかりと守られている…と思いたいのですが、実際、肌の弱い人はかぶれてしまったり、化学繊維で体に影響が出てしまう方もいるのが実情です。
布ナプキンを使い始めたきっかけ
私は特に肌も弱くなく、特に必要に迫られて使用を始めたわけではありません。
私は通販の「FELISSIMO フェリシモ」さんをずっと利用していたので、こちらで新商品として販売を始めた時に、何となく買ったんですよね。
絵柄もめちゃくちゃ可愛かったのもありますし、当時の私は毎日仕事や何やで外に出るような生活をしていなかったので、「家で過ごすならこれの方がコスパがいいかもしれないな~」という程度の軽い気持ちでした。
フェリシモ nanoca. シックなカラーで汚れが目立たない!布ナプキン2枚組(水玉)の会当時は絵柄がパンダとか動物のやつがあったんですが、今はシックカラーが中心のようですね。
布ナプキンをどんな風に使っているか?
肌が弱い人は使うものを全て布ナプキンにしちゃったりするみたいですが、私は特にそんな必要はないので、結構適当に使っています。
家では布ナプキン、外では紙ナプキン
たぶん全く使ったことのない人は「布ナプキンは外で取り換える時にどうすればいいの?」って思うと思うんですが。
別に外まで布ナプキンで行く必要なくない?
ビニールのジップロックに入れて持ち帰る、というのが私の見た推奨方法だったんですが、言い方は悪いですけど、汚れたパンツを持ち帰るような感じですよね。
女性には耐えがたいと思うんですよ。
あと、バッグには容量ってもんがあります。
既に行きで結構パンパンに詰めてるのに、そんなもん入る隙間ないでしょ。
というわけで、私は外に出る時は紙ナプキンを使用しています。
肌の弱い方は、外に出る時はオーガニックの紙ナプキンを使う方が多いみたいですね。
経血の多い時は紙ナプキン、少ない時は布ナプキン
個人差がありますが、経血量の多い方はトイレで「オイ!鑑識呼べ、鑑識!」みたいになっている日が多々あるかと思います。
こういう時に布ナプキンを使っていると、めっちゃ焦りますし、気分も悪くなります。
まさに事件は現場で起きているんだ!状態ですからね。
なので、私は経血量の多い時期も紙ナプキンを使用しています。
結論:布ナプキンと紙ナプキンは併用してOK!
別に全部をどちらか片方に寄せる必要はないんです。
特に布ナプキンは、使用後は浸け置きでほとんどの汚れはとれるのですが、手洗いしないといけませんし、経血量が多い時に使うと手間がかかるというデメリットがあります。
そういう時は無理せず、使い捨て出来る紙ナプキンの方が楽ちんです。
家でリラックスしたい時や、経血量が少ない時にパンツ感覚でいたい時に使えばいいんですよね。
外に出る時は基本的には紙ナプキンを使いますが、経血量が少ない日に近所に買い物に行くレベルなら布ナプキンで行けます。
布ナプキンの効果は?
冷えが改善した!という風なお話もありますが、そんなあったか~い感じでもないです。
ただ、そもそもが布なので、長時間座っていても肌に貼り付いたりはしません。
あとは、ムレるってことがないのは確かですね。
お風呂上がりで肌が湿った状態でも全然大丈夫ですし、何より、ホックボタン式なので装着する時にテープとかノリがくちゃっとならないんです。
そして、個人差はあるかもしれませんが、経血のモレというのが、布ナプキンで起こったことがないです。
肌に貼り付かないからかもしれないのですが、何というんですかね、経血が出過ぎない感じがするんですよね。
よくコラムとかで「昔はトイレで、筋肉で経血を絞り出していた」って話を見るんですが、それは無理やろ…と思いながら、それが自然と出来ている感じはします。
布ナプキンのメリット・デメリットまとめ
布ナプキンのメリット
1.紙ナプキンを買う回数や量が減っている
私、これが煩わしくてしょうがなかったんですよね。
細かく在庫を管理するのが苦手で、月経が始まってから「あ、在庫ない」→「しんどいのに買いに行かないといけない…」っていうね。
開始時に布ナプキンがあると、「とりあえず、これを装着しとけばOK!」の安心感があります。
2.ヨレない、モレがない
布だからだと思うんですけど、伝いモレとか本当にないんですよね。
FELISSIMO フェリシモさんのやつ、めっちゃしっかりしてるので、寝てる間にぐちゃっとなることもないですし。
3.丈夫で長期間、繰り返し使用可能
洗えば再使用可能で、下着感覚のものです。
月に1度しか使わないパンツ、という感じなので、かなり長い間使えます。
布ナプキンのデメリット
1.市販品は高額
1枚、1000円~2000円くらいします。
オーガニックコットンなど、こだわりの強いものが多いため、なかなかお手頃なものは見つかりにくいです。
Amazonなどでも多種多様なものがありますが、お手頃なものは吸収体などが入っていない「ただの布」なものが多いので、手間さえかければ家で作れるレベルのものだったりします。
古くなったTシャツなどでも作ることが出来ます。
1枚1500円前後と少し高額ですが、ちゃんと吸収体の入っているFELISSIMO フェリシモさんのものがおすすめです。
フェリシモ nanoca. シックなカラーで汚れが目立たない!布ナプキン2枚組(水玉)の会2.使用後に洗う手間がかかる
バケツに水を張って洗剤や重曹を入れて浸け置くだけで、ほとんどの汚れは落ちますが、洗濯機で洗ったり出来るものは少ないです。
布ナプキンを使う上での一番のハードルはこれだと思います。
浸け置き→適当にすすぐだけなので、慣れれば何てことはないですが、手洗いの時間がとれない多忙な方は、導入はしっかり検討して下さいね。
3.ちょっとゴワつく
布なのでそこまで不快感があるわけではありませんが、ある程度の厚さがあるものなので、ちょっとゴワゴワしますね。
私は家でしか使用しないので、あまり気になりませんが、普段使いも検討している方はご注意下さい。
まとめ
使い始めて10年近く経っていますが、割と便利に使っています。
今回の内容は体感的なお話なのですが、一度試してみようかな~という方の参考になれば良いなと思います。
ここまでお読み頂いて、ありがとうございました!