ちょっと何を言ってるか分からないと思いますが、オーストラリア土産で1頭分の羊の毛皮を貰いました。
耳慣れた言葉だと「天然ムートン」になるんでしょうが、完全に羊の皮の形のまんまで、特に加工などもされていません。ガチの皮です…!
大きさとしてはシングルベッドより2回り小さめぐらいです。
冬は暖か、夏も湿気を吸い取るので、年中使えるという売り込みを信じて、今回は寝心地などをレビューしていきたいと思います。
天然ムートン=メディカルムートンの寝心地は?
今回頂いたものは、現地で「医療用」として販売されているもののようです。腰痛などの治療で使われているそう。
日本では「メディカルムートン」として売られているようで、あまり馴染みはありませんが、体圧の分散や機能性が優秀で、床ずれなどには非常に効果があるようです。
お値段はそれなりにしますが、介護にも良さそうですね。
よくインテリア店に売っているムートンのようなものではなく、肌触りも優しく、肉厚でふっかふっかです…!
季節は梅雨時で、もう使える季節じゃないなーと思っていたのですが、不思議なことに毛皮自体がヒンヤリしていて、肌触りはさらさらしています。
天然の毛皮のため、においは…?と気になったのですが、犬を飼っている方なら分かると思いますが、「綺麗な時の動物のにおい」がします。
お日様が当たってふっかふっかしている、天然の動物のにおいで「動物臭さ」という感じではありませんし、顔を埋めてにおいを嗅ぐようなことをしなければ分からないレベルですね。
これめっちゃ高級なやつでは…?
ただ、やはり毛皮のため「夏も使える」というのは、日本では難しい感じもします…
暑がりの方はどうか分かりませんが、私は寒がりなので夏にエアコンを入れたまま眠る場合は、使えるのではないかな?と感じました。
しかし吸湿性が抜群だということと、寝転んでいて本当にヒンヤリしていて気持ちいいんですよね…!
寝心地については、しばらく使用してみてからまた追記していきます。
保管やお手入れは?
今回頂いたものは羊1頭分のため、寝具として使わなくてもソファにかけておいたりも出来るくらいの大きさでした。
貰った時はA4サイズくらいの圧縮パックに入っていたのですが、特に縮んだりはしていませんでした。保管も圧縮袋で出来そうですね。
お店の方によると、お手入れは「年一くらいでファブって陰干しすればOK!」とのこと。
洗うことも出来るけど、「陰干し」だけは絶対に守って欲しいとのこと。皮が硬くなってしまうそうです。
気になるお値段は?
現地で1万円ちょっとのお値段だったそうですが、お店の方いわく
「これは医療用の規格だし、たぶん日本だと20万くらいするよ」
とのこと。
やっぱりめっちゃ高級やん…?
日本で販売しているものは、こういった感じのもののようです。やはり介護や医療現場で使用するもの、という感じがしますね。
今回頂いたのは1頭分のやつで、ベッドパットタイプくらいの大きさなので、日本では2~3万のものみたいです。
日本で売っている一般的なムートンの寝具商品は概ね加工されているので、パッド部分が普通の布だったりしますが、今回頂いたのは本当に皮に羊毛が生えてます。
一般的な商品として流通するものではなく、やはり医療用の規格のものが多いのかもしれません。
まとめ
いや、これ、本当にふっかふかなんですよ…
生き物なので毛の性質にも個体差があるようです。
毛皮に関しては日本では議論もありますが、羊毛皮や牛革などは肉を頂く際に剥ぎ取ることで、放牧などを主に行う方々の貴重な収入源になっているようです。
貰った時はものすごく驚きましたが、大事に使っていこうと思います。
ここまでお読み頂いて、ありがとうございました。