この間、投資の話を書きましたので、ここから私が不労所得を得ている話を書きます。
この方法はXで投資家を名乗る人達が通帳の金額の画像を出してやっている話よりは、まあまあ安全で確実ですが、下記はご了承の上でお願いします。
①原資がなければ10年単位の時間はかかる(すぐに大金は入らない)
②リスクがないわけではない(投資なので当然にある)
まあまあ安全で確実なのは、知らない人から情報を買ったりお金を渡すのではなく、「大手の証券会社にお金を渡して、大手の金融商品を買うから」なので、自己責任となります。
まずは少額でも良いので積立投資を始める
証券口座を作る
NISA分からない、怖い、という人は多いのですが、まず証券口座を開いて積立投資を始めないと始まらないので、それが出来ない人はここでやめておきましょう。
先日書いた投資の話を踏まえて書いていきますので、投資が全く分からない方は一旦こちらを参照ください。
作る証券口座(中にNISA口座を作る)ですが、選び方のポイントは2つです。
★手数料が安い →口座維持費、売買手数料、お金を引き出す時の手数料
★取り扱っている金融商品が多い →自分で勉強して興味が出た時に商品が買える
どの口座がいいか?については、他に詳しく説明しているサイトなどがあるかと思います。
よくあるランキングでは楽天証券かSBI証券などが人気ですが、「人気がある=人が多い」ということで、儲かっているので、急にお金を持ち逃げ!サイトが消える!!連絡がとれない!!我のお金は!?というような事態は起こりにくいといえます。
楽天は知名度も高く、SBI証券は三井住友と提携しているので、安心感もあります。
各社、「投資とは?」というのを分かりやすく解説しているページもありますので、これから学んで納得して始めたい!という方にも親切な設計になっています。
積立する金融商品を選ぶ
投資をする上で一番難易度が高いのが、この商品を選択といっても過言ではありません。
恐らく潰れないであろう!という大手企業の株を買ってみても良いのですが、おすすめは投資信託です。
投資信託とは、簡単にいうと「損をしにくいように、金融会社の人が株や債権などを色々な商品を組み合わせたものを顧客が一括で買える商品」です。
その中身についても、きちんと知りたい!という場合は調べれば分かるようになっています。
アメリカのApple、Google、Amazonなどの有名企業の株のみで構成された商品や、日本の成長注目株を組み合わせたものなどがあります。
金融商品というのは、世界的なバランスをとるために「こちらの銘柄が下がればあちらの銘柄が上がる」というような場面が数多くあり、そういうものを組み合わせています。
よくわからない……という人は、複数の証券会社の投資信託ランキングを見てみて、上位にあるものについて調べてみて、納得が出来ればそれにしましょう。
投資はどうしても自己責任になるため、「自分で納得出来ない」「わからない、怖い」という状況で無理に行う必要はありません。
ただやってみたいが怖い、という場合は、恐怖を払拭するために、お金は入れずに、「入れたつもり」で上がり下がりの分かるチャートだけを日々見てみるのも良いかもしれません。
積立開始=引き落としの設定をする
証券口座によりますが、大手は「月々100円からOK」というところが増えています。
初めてで怖い!という方や、余裕がない方はどうにか節約して、100円から始めてみましょう。(1年後、「何でもっと入れておかなかったんだ!」となる可能性もありますが……)
現在ランキング上位の投資信託は利回り7%~11%くらいなので、1年後に100円程度増えます。
「100円かよ!」と言ったそこのあなた、普通預金で1200円で100円の利息がつくのか考えてみてください。
これが月1,000円なら+1,000円、月1万なら+1万、となります。
とはいえ、利回りやいくらプラスになるかは当然変動します。
直近ではどんどん増えてる!!!という感じではありますが、投資は商品が値下がりをすると原資がマイナスになることもあるのは理解しておく必要があります。
そのまま放置しておけば、勝手にプラスになっていることがほとんどですが、リーマンショック、サブプライムローン問題、コロナなどでは数年マイナスになっていることもありました。
その値下がり時に慌てず同じ金額を積み立てておくと、プラスに転じた時に儲けが大きくなります。
詳しくは「ドルコスト平均法」というのを調べて頂ければ、分かるかと思います。
月100万積立すれば理論的に+100万になりますが、NISA口座は年120万までしか積立は出来ませんので、ご注意ください。
お金が貯まったら株を買う
日本株は「単元」が決まっており、100株からの購入となります。
制度が変わって「未単元株」という1株からの購入が可能となりましたが、指値(安くなったら買って!という設定)が出来ないなど、制限もあります。
そのため、どうしても「株を始める」となるとまとまったお金が必要です。
私もまず投資信託の積立を行って原資を貯めてから、株もやるか!という風に始めました。
なおアメリカ株は1株から購入可能ですが、私は長期保有で配当金を不労所得にしているため、ニーズに合わないかもしれないと思ってまだ未購入です。
売買したいと思ったら始めると思います。
株の現物保有=配当金と株主優待
株は「買って売って買って売って!」というイメージが非常に強いのですが、実際は買って持っているだけで配当金というお金が貰えます。
企業によりますが、株の値段に対して2%~4%くらいの金額が年に1回入ります。
アメリカ株は年4回入る企業もあります。
投資信託と比べると利益としては落ちますが、配当金は年に1回きちんと現金で入るため、長く持っていれば「買った金額分を回収する」ことが可能です。
投資信託は利益を再投資して商品を自動的に買うものがほとんどのため、値下がりの時は全てが下がってしまいますが、株の現物は配当金で買った値段を回収しておけば、穏やかに値動きを見ていられます。
潰れるはずもない大手企業や、何かの時に国から支援が入るような基幹産業であれば、株がタダ同然になることはあっても、紙切れになる可能性は低いです。
こういった企業は配当金はそれほど多くないのですが、「潰れない」というメリットがあるので、原資が多くあれば買っておくことで安全にはなります。
また、配当金を現金で受け取れるので、余裕があれば別の株を買うなど「お金がお金をどんどん生んでいく」状況を作ることが出来ます。
また、日本株は企業によっては「株主優待」を設けています。
最近は海外投資家も増えたため株主優待を廃止している企業は増えていますが、飲食店なら食事券、日用品のメーカーなら商品の詰め合わせ等を年に1~2回貰うことが出来ます。
有名な投資家の方は、配当金+株主優待で利回り4%という銘柄を選んで買っているそうです。
積立との違い
積立でも購入は可能なのですが、株は購入にまとまったお金が必要なことが特徴です。
「NISA成長投資枠」へ入れることが出来て、こちらの上限は240万のため、積立より多くの金額を入れることが出来ます。
そのため、きちんと勉強しておけば退職金や相続など、まとまった大きなお金が入った時に一旦株を購入して値上がりを待つ、年1回まとまった配当金を貰うなど、少しでも資産を増やすことが出来ます。
不労所得が「作れた」理由
私は元々積立はしていましたが、このブログを含めてコツコツ副業をしていたこと、転職して年収が上がったことで、大きな余剰が出来ました。
貯金が増えないことはその前の数年で理解していたので、余剰も副業収入も毎月積立NISAにどんどん入れていき、積立NISAの最低限月に入れたいと思う金額が毎年入るようになってから、株の購入を始めました。
原資(入金している金額)が増えていくことにより、投資信託の値上がり・配当金などが利益を生み、それが年間100万を超えたという状況です。
正直なところ、副業を始めた時は「月1万目標!」と言っていましたが、月換算でいえばもう数倍になってしまっているので、次は何を目標にするか迷っているところです。
ただし、やはり原資=お金のため、増やすのには時間がかかるため、ここまで来るのに10年かかっています。
収入状況的には非常に厳しかったとは思いますが、もっと早く、もっともっと若い時から少額でも積立や株の購入をしておけば、恐らく今はアーリーリタイア出来ていたと思います。
現在、老後破綻の警鐘も多く鳴っていますが、私の世代は破綻者がかなり多く出て来ると考えていますので、私ももっと資産を増やして不労所得を増やしていきたいですね。
参考になれば幸いです。では。